「風俗慣れしてる人って、わかります」──女性が感じるズレとその正体、普通の風俗ではセックスは上手にならない
- アダム川口
- 5月22日
- 読了時間: 3分
更新日:8月27日
「なんか、段取りが決まってるというか、“自分の流れ”しか見えてない感じがしたんですよね」
そう語るのは、都内で働く29歳の女性・Sさん。彼女が言う「風俗慣れした人」とは──セックスが“こなれているようでズレている”男性たちのことです。
「触り方とか、リズムとか、たぶん本人は“正解”だと思ってるんだろうけど、こっちはまったく感じてない。“やってあげてる感”ばかり伝わってきて、気持ちが冷めちゃったんです。」
そんな彼女のように、テクニックのズレに違和感を覚えている女性は、意外と多いのです。

■ 風俗では、気持ちのやり取りは学べない〜風俗慣れしてる人
多くの男性が「風俗に行けば経験値が上がる」と思いがちです。確かに、裸の女性と身体を重ねる機会は得られるかもしれません。
でも、それはあくまで“サービスとして与えられる快感”。そこには「相手の気持ちを読む力」「反応に応じて自分の動きを変える感覚」といった、“本質的なセックススキル”は含まれていません。
「風俗って、女性が合わせてくれる場だから、ズレても直す機会がないんですよね。実際の恋愛だと、ズレたまま“自己流”を押し通す男性って、すごく多いです。」
と、Sさんは語ります。
■ 女性が求めているのは、共に作るセックス~普通の風俗ではセックスは上手にならない
セックスは、「してあげる」ものではありません。お互いに感じ方を探り合って、“一緒に作っていく”ものです。
でも、風俗での経験しかない男性は、「手順をこなす」セックスに慣れすぎてしまいがち。それが、女性にとっては“作業感”になって伝わるのです。
「私は、“上手い人”じゃなくて、“私のことを感じようとしてくれる人”がいいんです。セックステクニックで大切なのは気づく力。独りよがりに感じさせようとしてるのって、実はすぐわかるんですよ。」
■ 学ぶかどうかを決めるは自分自身〜普通の風俗ではセックスは上手にならない
普通の風俗ではセックスは上手にならないです。女性はむしろ違和感を感じてしまいます。こうした男女の“温度差”を埋める場が「教育系風俗」です。これは、ただ楽しむための場所ではなく、「どうすれば、もっと気持ちよくなれるのか」「何をすれば、相手と心が通じ合うのか」──そんなことを、実践を通じて学べる場所です。
教育系風俗をパートナーにすすめる女性はまだいないでしょうが、そう遠くない将来には、ただの“遊び”ではなく、“思いやりのある準備”として受け入れらるようになるかも知れません。
実際、”夫がレッスンを受けてくれたら”と本音を漏らす既婚者女性の声を何度か耳にしたことはあります。

風俗に通っても、セックスは上手くならない。なぜなら、そこには“気づき”も“会話”も“修正”もないから。
でも、本当に求められているのは、「私のことをわかろうとしてくれる人」。それを身につけるには、“学べる場所”が必要です。
女性たちは、黙っていても、ちゃんと感じ取っています。“自己流”のままでいるか、“気づける男”になるか。それを選ぶのは、自分自身です。
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